衣装を見ながら「七本の色鉛筆」振り返り

劇 えうれか『七本の色鉛筆』終演から一ヶ月以上が経ちましたが、改めまして御来場くださいました皆様、関係者の皆様、本当にありがとうごさいました。
六女文代、母みちるの二役を頂きました。姿も心の動きも似通っているとされる二人の、それぞれの時代と境遇に想いを巡らせる日々でした。

衣装パターンも多く、メイクも途中途中で少しずつ変えたりと楽屋ではひっきりなしに支度をしていましたが、それぞれに小さな拘りと愛着があり、苦には感じませんでした。衣装の画像、鏡越しの自撮りと、役者さんに撮って頂いたものとが混ざってますがご容赦ください。

一幕

一場 文代(20) 1966 at ダンスホール

ピチピチしたお嬢さん(田所評)。
高めのポニーテールを盛り上げて、夜遊びと恋に舞い上がる尖端ガール。

二場 文代(20) 1966 at 喜多家の一室

お化けみたいな格好(まり評)。やさぐれ気分で母の初七日にも出席せずミニスカートとカラータイツで飲み歩く。

三場 みちる(30) 1945 at 防空壕

終戦直前の夏と、お腹に双子を宿した終戦後の秋。本読み稽古の頃からみちるに対し、常に『今、起きている事』に対して明らかな人、という印象を抱いていたので、常に前髪を下ろさず、ひたいをオープンにしました。

二幕

一場 文代(20) 1966 at 喜多家の一室

家を出て、よりお洒落に。ツイードのミニワンピースにカラータイツ。強がりながら、生き方を模索している所。

二場 みちる(20) 1935 at みちるの部屋

父の夢の中、結婚式の前夜。当時、洋式の結婚式は超最尖端。そっと明日の衣装を姿見に映して夜更かし。外は雪。

三場 文代(20) 1966 at 結婚式

きょうだいの門出を祝うためのフランス製のワンピース。まもなく、自身もフランスへ留学に出発。ここまで、文代は常にカチューシャルック。

三幕

一場 みちる(30) 1945 at 菊の回想

落ち着いた色のブラウスに麻のスカート。あっけらかんとしたような母の言葉は、個人的にもとても好きな台詞です。

二場 文代(28) 1974 at 喜多家の一室

8年が経過し、70年代調に。喜多家、宴の夜。みちるさんと同じく前髪はオープンに。現実と闘い、答えを見つけた所。思いがけず再開した双生児との綱渡りのような会話。

集合写真

開演前の写真なのでみんな最初の初七日の喪服姿なのですが、そのほかの場面もそれぞれに生活や性格を感じる素敵な衣装たちでした!
衣装は金田かお里さん。本当にありがとうございました…!

役者としても、とても得るものの大きい作品でした。今後の出演に関しまして、随時Twitter等々でアナウンスさせて頂きます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今駒尋

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